■ 「猫の適正管理を広める会」 概要

【当会の目的】

飼い主のいない猫を減らすために、野良猫(地域猫)と飼い猫の、適正管理を広めること。

【当会の主旨】

犬も猫も、法律上は”愛護動物”という位置づけです。
人間が世話および愛護すべき動物として、位置づけられています。
そのうち犬については、”野良犬”が大幅に減りつつあります。
ところが、猫に関しては、”野良猫は、いて当たり前(そのことに疑問を感じない)”という風潮があります。
人間の管理不行き届きで野良猫にさせられ、エサを得て生きるために苦労をしているのに、”野良猫にエサをあげるのはよくない”、と思う人も多くいます。
これは、猫にとっては、踏んだり蹴ったりではないでしょうか。
そうした状況下にある野良猫をみて、動物愛護精神のある人は”いたましさ”を感じ、他方、猫嫌いの人は”不快動物・迷惑動物”として排除したがっているようです。

さて、野良猫がふえるのは、人間が猫を適正に管理しないことに原因があります。
そこで、野良猫を減らすためには、人間への指導・教育が不可欠です。
野良猫を保護し続けたり、排除し続けてたとしても、人間の行ないが改まらない限り、野良猫が生じるという原因・現状は変わりません。


動物愛護(法)の観点から、そして、野良猫による社会問題防止のために、当「猫の適正管理を広める会」は、飼い主のいない猫をふやさない方法を広めることに努めます。

これは、言葉をもって、誰にでもできることです。
関心のある皆さまにも言葉の活動のおすすめをします。

【当会のメンバー】

主宰者: たかやす (東京都港区行政側の地域猫ボランティア名簿登録者/2019年1月15日現在、港区内に登録者は7名います)
活動拠点: 東京都港区南青山
メンバー: たかやす、ゲン、はるか
主宰者プロフィール: 1980年代から東京都港区青山地区の野良猫の去勢・不妊手術活動をおこなうようになり、野良猫問題を改善する実活動は、かれこれ30年近くになる。年齢、六十代。
連絡先: この項目の下のコメント欄に書き込むか、メールでお願いします。
コメントへの返信はコメントでおこないます。
nekonet@pc.nifty.jp

 

【港区主宰の地域猫セミナーに長年参加】

区主催の「地域猫セミナー」には過去10回ほど、出席しています。
おそらく、港区内では最多回数参加者だと思います。
行政側の職員や、一般住民が出席する集りです。

下の写真は2017年3月開催のセミナー。

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【野良猫に対する行政側の方針】

下は、東京都港区の広報紙に書かれている、野良猫との接し方の基本です。
日本中の各自治体は、ほぼこの方針です。

 

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猫の適正管理を広める会

 

 

 

 

 

 

 

■ 当会 の活動紹介

活動の基本は、猫の適正管理を広めるための啓蒙です。

 

↓ 港区内の、ある町内の屋外掲示板に、地域猫の啓蒙ステッカーを貼らせてもらっています。(当時の)町会長さんが、「地域猫活動」の必要性を理解してくれたおかげです。

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↓ 地元町内会の会報紙上で、地域猫活動について説明する機会を何度か得ました。

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・・・・・以下は、当会がかかわった活動の”現場作業風景”です。
以前は「みなと猫ネット」と名乗っていたため、当時の会名が表示されています。

 

↓ 南青山の七十代の住民さんが、自宅敷地で野良猫にエサを与えているうちにかなり増えてしまい、近隣問題化していったお宅に伺い、猫の捕獲・手術作業をお手伝いしたときの写真です。
ただ、去勢・不妊手術が済んでから2年くらいあとに、この住民さんが長期入院され、多くの猫たちが、ここのエサ場を失いました。

(↓当会の昔の会名が写真に入っています)

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● ↓ 港区内のボランティア団体が、南青山でおこなった活動に参加したときの写真です。正月3日の晩から3日間、計3名で13匹をTNR(捕獲・手術・現地に戻す)しました。1月の深夜の凍り付くような寒さの中、強風を受けての非常に厳しい作業でした。
このように大がかりなことになる前に、最初の1匹、2匹のときに、その猫を世話している人たちが協力して去勢・不妊手術をしておけば・・・、はるかに簡単でした。簡単というだけでなく、増えていく野良猫が何年間も、エサを求めて苦労しないですんだはずです。

 

(↓当会の昔の会名が写真に入っています)

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 ↓港区のボランティア団体が公道でおこなった捕獲作業を手伝ったときの写真です。付近の会社帰りの方がエサを与えているうちに、かなりの数に増えきたということです。つかまえた猫は病院で去勢・不妊手術を受けさせ、また同じ場に戻します。別の場所に放しますと、それは”遺棄”に当たりますので。

 

(↓当会の昔の会名が写真に入っています)

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↓ これも、七十代でエサをあげている方のお手伝いをして捕獲したときの写真です。
作業の記録のため、日付入りの新聞と一緒に写真を写すことが多いです。高齢の方の場合、他人にやってもらったこと自体を忘れることがありますので、事実の記録は必要です。

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↓捕獲した猫は、捕獲器に入れたまま、去勢・不妊手術のため病院に運びます。猫はかなりのショックを受けているはずです。
複数の猫を捕まえると、入院、退院の際に何度かタクシーを使うことが多く、出費がかさみます。ですから、最初の一匹のとき、その猫とかかわる人たちが協力して、去勢・不妊手術を心がけることが大切です。

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↓去勢・不妊手術した猫は元の場所に戻すことになっています。他の場所に放すことは、「愛護動物の遺棄(捨てること)」 に当たり、法にふれることになります。元の場所に戻さないと、その猫は元のエサ場に戻ることができず、飢えます。

 

(↓当会の昔の会名が写真に入っています)

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 下の写真は、人目につかないところにある野良猫のエサ場です。複数の人がかわるがわるエサを置いていきますが、それ以上のことはしません。
こうして、野良猫は繁殖をくり返し、事故や病気で多くが死んでいきます。

野良猫をかわいそうと思ってエサを与えるだけの行為は、動物愛護に該当しません。

↓ 当会の昔の会名が写真に入っています。

 

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↓ 捕獲器でつかまえた野良猫を搬送中の、当会メンバー、ゲン。

 

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↓ 捕獲作業の際、日付入りの新聞とともに記録写真に収まる、当会主宰者。

 

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■ 次に、当会の、里親探し活動をご紹介します。

当会の”事務所”を月1回から2回、動物愛護団体に提供し、飼い主のいない猫の「里親(探し)会」を計43回おこないました(いまはやっていません)。

参加した猫たちは、野良猫の子、飼育放棄された猫(行政の殺処分センターに持ち込まれた、飼い主に捨てられた、原発被災地から保護された)、などです。
当然のことですが、猫を譲る相手である”里親さん”の選定はきびしいです。もう、はんぱな厳しさではありません。
猫を渡したあと、不注意で逃がしたり、同居家族の反対にあったり、飼い主が病気で倒れたり、部屋が狭くて飼いづらくなったり、飼い主が失業したり、離婚したり、と、それはもう実にいろいろなことが起こります(それも、かなりの確率で起こります)。そのため、猫を誰にでも譲渡するというわけにはいきません。その点が、ものすごく大変です。

 

下写真は、里親会・会場の様子です。猫は、1回に、20匹から40匹くらい参加しました。

 

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■ あなたも”広める”活動を。

 

野良猫がかわいそう、または、不快なので減らしたい、と思っているみなさん。
以下のことを、社会に、そして猫を世話している方に、伝えて(広めて)下さい。
法律に沿った内容であり、行政もすすめていることですので、広めることに問題はありません。

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■これから猫を飼おうとしている人に、以下のことを伝える。

 

猫は室内飼いが基本であること。
遊びやトイレなどで外に出した際、迷子になって野良猫になったり、交通事故に合う猫を減らすためです。

飼い猫であっても去勢・不妊手術する必要があること(飼ってあげられない仔猫が、一度に4,5匹産まれる可能性があるためです)。

猫の飼育場所は、猫がストレスを感じない広さであること。そうでないと飼いにくくなります。同時に、ドアや窓からの脱走を防止すること。

猫の寿命は、15歳、20歳にも延びているので、その猫の一生、自分または家族がきちんと世話をできる自信があること。

ひとり暮らしで猫を飼う場合、自分にもしものことがあった場合のことを考え、飼い猫を代わりに飼ってくれる人を事前に確保しておくこと(早期に了解をとりつけておくこと)。そうでない限り、誰かが飼ってくれることは通常ありません。

猫の飼育不可の住まいに引っ越す可能性がある方は、最初から猫を飼わないこと。退去するか猫を手放すかの問題になりがちです。

 

すでに猫を飼っている人に、以下のことを伝えること。

世話をしている人間にもしものことがあった場合、かわりに世話をしてくれる人を事前に確保し、世話の方法もきちんと教えておくこと。

高齢の飼い主が飼い猫の飼育放棄をすることが非常に多く、社会問題になっています。

 

■ 野良猫に関心のある人に、以下のことを伝えること。

 

日本各地の自治体が基本方針としている「地域猫対策(活動)」に沿って、野良猫の世話をすること。

その地域猫対策(活動)の目的は、飼い主のいない猫が新たに増えることを防止することです。

 

地域猫対策(活動)の基本は、野良猫であっても動物病院で必ず不妊手術をし、その後、動物愛護法に沿って猫の一生を見守りつつ、世話をすること、です。
それをすることで、野良猫は「地域猫」という行政のルールに沿った(守られた)立場になります。
当然、地域猫へのエサやトイレの後片付けも、公共的観点からきちんとする必要があります。

★ 自治体によっては手術代の補助金を出したり、猫をつかまえるための捕獲機を貸し出しているところもあります。ちなみに東京都港区では、野良猫の去勢・不妊手術代は基本的に全額補助です。

 

★ 地域猫対策(活動)については、近年ではボランティア活動員が多くいます。インターネットの検索などで地元の活動員をみつけ出すこともできるでしょう。

 


★ 野良猫を保護し続けるだけでは、その”原因”をなくすことはできません。それどころか、保護し続けている人の生活が立ちゆかなくなり、生活崩壊し、その人もまた猫の飼育を放棄するという悪循環が各地で起こり、社会問題となっています。
そこで、まず、野良猫が生じる原因をなくすことが必要です。
原因をなくすには、「猫の適正管理」を広めることが不可欠です。

 

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★★★ 関連情報 ★★★

 

東京都港区に拠点を置いて活動しているボランティア団体として、「人と猫の共生を図る対策会議」 があります。各ページやヘッドのメニューをよく見ると、連絡先や料金も書いてあります↓
http://hitotoneko.la.coocan.jp/

★ほかに、「ねこけん動物病院」というのも調べてみて下さい。

 

 

 

 

■ 去勢・不妊手術の際の注意点。

★ お住まいの自治体によっては、手術代の補助や捕獲機の貸し出しをおこなっています。行政側広報紙などでお調べ下さい。

 

★野良猫を扱い慣れている動物病院を選び、必ず、後日(術後)の”抜糸”が不要な方法で手術してもらう必要があります。近年では、体内で自然に溶ける手術糸を使うケースがほとんどです。

 

手術した目印として、耳にV字型のカット(耳カット)をする必要があります。最近ではこのような猫を”さくら猫”とも呼びます。耳が、桜の花びら(型)みたいになるからです。
このように耳カットしておきませんと、別の場所でまたつかまって手術室に送られてしまいますから、「はっきりわかるように、V字型の耳カットをして下さい」と、病院に頼む必要があります。

 

↓これが、耳カットの例です。(オスなので左側をカットしてあります。メスは逆側をカットします。獣医さんによっては間違えてしまうこともあるようですが)。

 

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 野良猫の手術に慣れていて、手ぎわよくきちんとできる病院を選ぶことが大切です。

 

野良猫の去勢・不妊手術に慣れている病院は、その料金を、2万円とか3万とか4万とか、言いません(はずです)。高く言う病院は、手術に慣れてないか、利益追求が目的のことが多いです。そして問題は、野良猫を上手に扱って手術できないことです。手術の際の傷口を必要以上に大きくしてしまうこともあります。そこから化膿することもあります。

病院の選定には注意が必要です。

 

よくわからない方は、インターネットで検索して、以上の作業に慣れている協力者(ボランティア)を探して、助言を受けることをおすすめします。↓

 

検索キーワードは・・・・ 地域名、ボランティア団体 動物愛護団体 地域猫 去勢 不妊 避妊 手術 など。

 

念のため書いておきますが・・・、

「野良猫にエサをあげることが地域猫活動」なのではありません。
去勢・不妊手術をした上で、動物愛護法に沿って一生を見守ることで、野良猫の地域猫化が実現します。
それを実践するのが、地域猫活動(対策)です。

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